カテゴリー「free」記事一覧

-引用-「鶏の唐揚げ、七個でも注文できますよ」

12月 20, 2009 at 11:34 PM

私もこんなことが言える人間になりたい。切望する。
内田樹blogより http://blog.tatsuru.com/2009/12/16_1005.php

引用―――抜粋
何年か前、武術家の甲野善紀先生とレストランに入ったことがあった。私たちは七人連れであった。メニューに「鶏の唐揚げ」があった。「3ピース」で一皿だった。七人では分けられないので、私は3皿注文した。すると注文を聞いていたウェイターが「七個でも注文できますよ」と言った。「コックに頼んでそうしてもらいますから。」彼が料理を運んできたときに、甲野先生が彼にこう訊ねた。「あなたはこの店でよくお客さんから、『うちに来て働かないか』と誘われるでしょう。」彼はちょっとびっくりして、「はい」と答えた。「月に一度くらい、そう言われます。」
私は甲野先生の炯眼に驚いた。なるほど、この青年は深夜レストランのウェイターという、さして「やりがいのある」仕事でもなさそうな仕事を通じて、彼にできる範囲で、彼の工夫するささやかなサービスの積み増しを享受できる他者の出現を日々待ち望んでいるのである。もちろん、彼の控えめな気遣いに気づかずに「ああ、ありがとう」と儀礼的に言うだけの客もいただろうし、それさえしない客もいたであろう。けれども、そのことは彼が機嫌の良い働き手であることを少しも妨げなかった。
その構えのうちに、具眼の士は「働くことの本質を知っている人間」の徴を看取したのである。

引用おわり

えっへん、私もいつもお店でこういうウエイターを捜している(^_-)

久しぶりの高額見積なんと4250万円!

11月 17, 2009 at 10:18 PM

夢のようなお話。
実は明日の中学校での授業で使います。
特別授業をするのですが、45分だけではもったいないので、事前に宿題を出します。

小学6年生とその保護者向けのCMコマーシャル制作の絵コンテを描いて貰います。
事前に貰ってひとり一人に本当に仕事で使っているフォーマットで作成します。

その中で一番の高額な見積がこれ!

1107

オチは、「仕事ください。よろしく」と言うこと。

ほんとうにこんな仕事が来たらいいなあと思いを込めて作りました。
思いを込めて印鑑押しました。

今週はたいへん忙しいんです。

11月 17, 2009 at 10:10 PM

1)今日は午前中松原市の小学校へもう6年目の「あなたへ」の授業研究に参加。
2)ほんで、明日は同志社香里中3年生に特別授業2コマ(2回)。
3)明々後日は、立命館小学校へ1日(夜は懇親会)授業見学。
4)21日土曜日は学び合いのフォーラムに参加して西川純さんやいろんな学校の先生と会う。

もう仕事なんかしていられない!!!

学び合いと同じだと思った:プロフェッショナル 大久保恒夫氏

11月 11, 2009 at 9:46 AM

http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/091110/index.html

なにげなくみていたら、これって
上越教育大の西川さんがいつもゆうたはることといっしょやん と思った。

成城石井社長の大久保恒夫は、あのユニクロや無印良品のコンサルとして名を馳せた。

とある支店が伸び悩んでいた。
大久保氏は、店にはいくが店長を叱らない。バックアップする。
進むべき道ははっきり示した上で、方法はそれぞれの人に任せる。そうやって従業員の力を引き出していく。

小売業では当たり前であるが、毎朝、朝礼をする。
このダメ店長は仏頂面をしてぶつぶつ話していたが、
とあるきっかけで、自分の言葉でしっかり話し出す。

このときの表情が信じられないぐらい良い顔をしている。
いままでと同じ人物と思えない。気持がストレートに出ている。
すると店員も活気づき、次々に自分の意見を述べる。

学び合いでも、授業の始まりの短い「語り」が大事である、そうだ。
しかし、これがなかなか出来ないのだ。

分かるような気がする。
店長のように、気持が顔にでているのだろう。
吉田拓郎じゃないけど「思っていることとやってることの違い」なのである。

本心で信じているか、しゃべっているだけなのか の違いが顔に出るのかも知れない。

店長も悩んで苦しんで、その後変わる。自分で答えを出す。

大久保は言う「人を変えるのではなく、変わるまで待つ」

この大久保社長も、いい顔をしている。

表情は最高のコミュニケーションツールである。

ところで、オレはどんな顔をしているのだろうか・・・

シンポジスト5名の声(トーン)は

11月 4, 2009 at 11:22 PM

その2
仕事として、ビデオも回したが写真も撮った。

シンポジウムでも一人50枚として250枚は撮った。
もうそれを繋げれば動画になるやもというぐらいである。
でも、結局は使える写真は少ない。
シンポジスト5名の写真はこの手の中では秀逸である。(これしか使える写真がなかった)

この5名の声のトーンがなんとも言えず浸み入るのはなぜなのか。
シャッターを250回切りながら考えた。しかし、分からなかった。
少なくとも私の側の人間ではない。これに学ぼうかと思う。どうでしょうか。
私は声が大きいからダメかぁ・・・・・

余談:懇親会でもいろんな出逢いがと気づきがあった。
明日の教室はもうかれこれ2年半通っているので、それなりに顔見知りが多いがいつもいつも話すわけではない。その時の気分とか場所によっても変わってくる。基本的には若い人が多いのであるが、おじさんはいつもの如く恥知らずな行動で(実は計算しているようで計算していない)気の赴くままに行動してしゃべっているのであるが。

昨夜は、これまでになく話が繋がりつながり展開があり進展があった。
これからも楽しみである。

「明日の教室」は糸井さん池田さんの主催の研究会であるが、いつも楽しい。

平田オリザさんと

11月 4, 2009 at 10:58 PM

昨日、宇治市で演劇とシンポジウムがあった。http://kokucheese.com/event/index/574/
その内容についてはまた。

懇親会で、平田オリザさんと記念写真。
DSC_0426s 私は、ミーハーではないので滅多にサインをもらったり、こんなふうな写真は撮らないのだが、昨日は悪のりしてしまった。
気軽に写真を撮らせていただいた平田さんに感謝するとともに、 平田オリザさんの今後のご活躍を祈る。

※写真の真ん中の女性は、NPOアントレプレナーシップ開発センターの原田理事長
このイベントの模様は「明日の教室 DVDシリーズ第5弾」として発売予定です。
乞うご期待!http://www.sogogakushu.gr.jp/asunokyoshitsu/dvd_1.htm

桜井茶臼山古墳に行ってきました

11月 2, 2009 at 5:35 AM

31日行ってきました。車では行けないというので、近鉄で。
桜井の駅から歩いてやく25分。
(小さいときは隣の香久山に住んでいたのでしょっちゅう行っていたけど、無茶久しぶりです。商店街が懐かしかった。寂れていたけど。)
3日目で最終日。そこそこの人。お年を召した方が多いって、私らもそういう年齢ですが。
DSC_1045DSC_1054DSC_1074

いつも通っている国道165号線のすぐ隣で、いわゆる前方後円墳。(紀元3世紀後半~4世紀)
なぜか綺麗な赤の石がありました。(水銀朱、ベンガラ)

飛鳥といい、桜井といい、こんな近くに生まれ住んでいることに実感はありません。
ただ、時々大和三山を眺めたり、二上山に沈む夕日を見ると、何百年前に同じ風景をみた人たちがいたことを意識せざるを得ません。合掌


Copyright(C)2009 TKF All rights reserved