アーカイブ「12月, 2011」記事一覧
第20弾DVD 青山新吾氏からのメッセージです。
一見、人と交わりたくないように見える子どもたち。
一見、僕らとは全く違う世界にいるように見える子どもたち。
片倉信夫氏は、彼らとの徹底的なやりとりと、その結果としての内面の交流を『僕が自閉語を話すわけ』と表現されました。僕も、わずかながら、その方向を追ってきました。そしてこれからも追い続けようと思っています。
それが『僕が自閉語を学ぶわけ』なのです。
このDVDは、今まで僕が教えていただいたことを「個の物語」に乗せてことばに紡ごうとしたものです。同時に今後の特別支援教育の展望についても若干の考えを述べました。
皆様のお手にとっていただけると幸せです。そして、あちこちで、多くの方々の「思考」のきっかけになると嬉しく思います。
菊池省三氏からのメッセージ SOYA DVD series3
http://sogogakushu.gr.jp/soya/main.htm
【メッセージ】
20年程前に学級崩壊をした6年生のクラスを担任しました。簡単な自己紹介もできない子どもたちと出会いました。 人間関係が壊れた学級では、言葉でつながることができずに苦しんでいる子どもたちの事実に出会いました。 その時から、子どもたちにコミュニケーション力を身につけさせたいと考え、日々の教室の中で実践を行っています。 相手の意見や感情を聴くことができ、自分のそれらを伝えることができるようになると学級も子どもが変わります。
このことは、毎年出会う子どもたちの大きな成長から確信を持って言えることです。
このDVDでは、そんな私の日々の実践を紹介しています。
私は、『コミュニケーション力=(内容+声+態度)×相手軸』と考えています。 相手軸に立った学級づくりでは、「ほめ言葉のシャワー」「価値語」「成長ノート」「私の本」という実践の事実を示しています。 子どもたちを「群れ」から「集団」に変える実践群です。コミュニケーションが成立する学級をつくる取り組みです。
また、楽しくコミュニケーション力を育てる学習ゲームも紹介しています。
「質問力」「聞く力」を鍛える楽しい学習ゲームです。ぜひ学級で試していただきたいと思っています。
そして、私が今一番力を入れている対話の指導にもふれています。特に、今までの話し合いとは違って少人数のグループ
で行う「子ども熟議」はお勧めです。学級がひとつにまとまり、積極型の子どもが育ってきます。
以上の実践の事実が、先生方の指導のヒントになればうれしく思います。