あの帽子をお土産でもらったO教育大の学生さんの卒論の発表を聞きました。(身内だけで、23日に)
素晴らしい発表に素直に感動しました。(スウェーデンの教材「あなたへ」を活用した根元的価値形成の授業研究)
帰ってから送ったメールを掲載します。
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本日はご苦労様でした。
そして、ありがとうございました。
感動しました。
何度も言いましたが、卒論の中間発表も大したこと無かったし、柏原での発表も迫力がなかったし、どうなんやろと思っていました。
勝手な言い分ですが、9回目までどうもなあ、みたいに思っていたのですが、授業研究の10回目、11回目にドラマがあったのでしょうか。
今日の4名の発表を聞き、よくここまで見て考えたなあというのが素直な感想です。(でもいくつかは確認したいことがありますが)
特に、授業中熱心にメモも取っていたのでしょうが、ICレコーダーの児童一人一人の文言を書き起こして、子どもたちのつぶやきを顕在化したことも大きな成果になりましたね。素晴らしいと思います。
それ以上に思うことは、子どもたちも変わっていったように、F先生も変わったのでしょう。そしてAさんを始め、みんなで何かを感じて学んで変化して答えを出したのだと思います。N教授も。(私がその中にいられなかったことが残念です)
単に、6年も授業観察して小論を書かせて頂いてきましたが、こんな風に感じたことは初めてです。
観察し続けることで、観察者も全くその教室という時空間にいるという現象を持って、子どもたちと同じ地平線上に立っていたのだと思います。(この文言は今までも書いたことはありますが、実感が・・・)
素直に、みんながそのように感じられたことが素晴らしいと思います。なかなかこのような経験は出来ないでしょう。
私が思う全ての人々の「学び合い」の最高レベルの実践だと思います。どのようにしてそれが実現したのかをF先生の変容を中心に今度の論文を書かせて頂ければと今思っています。
ちょっと興奮気味で今日中になんとか書きたいと思いました。
再度、「ありがとう」と言わせていただきます。
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