佐藤 学「教師花伝書」という本

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11月 17, 2009 at 9:57 PM

久しぶりに読んだ。 付箋でいっぱいになった。
091117教師花伝書
やはり文章がうまい。
素晴らしかった。

引用—— (すこし長いが)
・現代を生きる教師は、解体する現実の危機の中に変革の契機を洞察する知恵と想像力をもたなければならない。

・率直に言って、これまで「教える」ことの有能性だけを追求してきた教師は、総じて「学ことに対して怠惰であり、無能である。学びにおいて最も重 要な資質は慎み深さであるが、子どもに対し統制的に振る舞うことを職務としている教師は、そのままであh独善的で怠惰になりがちである。「教える専門家」 から「学びの専門家」への自己変革は決して容易なことではない。
<中略>
21世紀を生きる教師は、自らの日々の実践を知性的創造的に高めることによって、その使命と責務をまっとうし、「学びの専門家」としての自らの成長を達成するのである。
————-引用

また、教員の同僚性の重要性を訴えておられることは、私の考えと同じである。
TKFはそういった意味で立ち上げたのである。
しかし、これがほとんど実現されていない。
なぜなんだろうか。わからない。

彼が言っていることはほとんど賛同するのだが、学び合いを4人でする意味がよく分からないことと、全国で3000校の小中学校が学び合いに取り組んでいるということはちょっと信じがたい。

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