先週土曜日の明日の教室は陰山英男先生だった。
実は、Kayaでは、2002年に先生の講演ビデオを発売したことがある。
『多様性を支える揺るぎなき基礎基本』。確か1冊目の本が出て、土堂小学校へ行かれる直前だったと記憶している。
それ以来のご活躍はメディアを通じて存じ上げていたし、時々イベントや研修会、立命館小学校ですれ違いご挨拶することがあった。
そして今回の講演。
ほぼ9年振りとなるお話にそれなりの思いを持って臨んだ。
やはり、色々あるがインパクとのある講演だったことは間違いない。
まず、先生方へ批判的なこと。耳に痛いことも平気で発言される。
ただ、子どもたちのことを思ってのことであることは明白である。
一番印象的な言葉は、「努力してもダメなのは、努力の方法が間違っているからだ。努力は実ることをいう。」
この考えは批判を噴出させるであろうが、敢えて先生は表現されている。それは、昔の彼の経験に根ざしている。
兵庫県の小学校での結果の出なかった努力の虚しさの深い話。百ます計算との出会い。
ライフヒストリー的なお話を聞けば納得する。
二番目に印象的なことば。「どうか身体を壊さないように。もし病気になったら子どもたちは自分たちの性と思うかもしれないから」
三番目といえば切りがないので、この辺りで。
この講演は本当はDVD第16弾にする予定だったが、間近にキャンセルになった。それも納得である。
この内容は一般的なところでお披露目は出来ないだろう。閉鎖系でないと。
改めて言おう。
先生は誤解されることを承知で、お話されている。挑戦的な言葉で。
その方が良いとの判断だろうが、もう少し相手に受け入れられる方法論も持った方が良いとも思った。
もしもお会いできることがあれば諫言してみよう(^_-)
P.S.
陰山先生も、池田修さんもおしゃっているノート(メモ)をとる話だが、
どうしても私は受け入れられない。それはメモするとそちらに神経がいってしまって、聞くことができないということ。つまりお話の真意を聞き逃す可能性がある思う。もちろん印象的な言葉をメモするぐらいはいいのだが。でも、それもスキルの問題で難なく話をまんま筆記できるスピード能力があれば解決できるのであろう。
※今回もtweetしていて、話すスピードの話は全く記憶していない。情けないと言えば情けないなあ。
(参考までにアナウンサーの話すスピードは1分間に300文字です)「性を支える揺るぎなき基
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