2010年5月15日(土)「京都21世紀教育創造フォーラム」が立命館小学校であったので行ってきた。
いろんな催しがあったが、あまり見る気にならずぶらぶらしていて、15時からの基調講演とパネル討議へ。
講演は小宮山宏氏(元東大総長)。『「課題先進国」日本の教育』さすが工学系出身者だけに実際の数字を述べながらの解説で説得力があった。ただ会場の数百人の何割の人に届いたのかは疑問。(私は専門家でよく分かっているのだ、どうだの臭いぷんぷん)
私としては理論値と実際の数字の開きが生じて、どうして縮まらないのかを聞きたかった。学校に社会人を3名入れるのは大賛成!!
パネル討議は圧倒的に、島津製作所の服部会長の話が印象的だった。
1万5千人の入社応募者に4つの適応性を示してまず5千人に絞り、面接が3度。最初は若い担当者がこの人と仕事したいかどうかで選ぶ、次は管理職。ここまでは成績は見ない。最後は役員面接でこのときは成績も見るらしいが、ほとんど管理職面接で決まりらしい。
だから、勉強ばかりして成績がいいだけではダメだというお話を会場に来られていた保護者へのメッセージとして。
でも、結局だからどうすればいいのかなんかわかったようでわからない話?かな。
鈴木寛副大臣は、あまり印象に残らなかったし感動的ではなかった。政治家のお話だと思った。
プレゼンがうまくないとも思った。(視聴者を引きつけると言う意味で)期待していただけにがっかり。
司会のパナソニックの小川理子氏は知的で冷静な言い回しで、そつなくこなし、なかなかの人物と伺わせた。彼女の意見も聞きたい。
終わった後の糸井氏と川本氏との飲み会談義はかなり盛り上がった。このためにここまで来たのかも知れない。
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