「将来のしごと」
中3リベルタス(総合的な学習の時間)

同志社香里中学校

2004年11月17日(水) 6、7時限(2回授業実施)

「映像プロデューサーとは 〜コミュニケーション論にかえて〜」

講師 平井良信 (有限会社 カヤ)
kaya@sogogakushu.gr.jp

 
 

「映像プロデューサーとは」と題して、45分間(2回)31名と35名の中学3年生に、授業を行いました。
みんな熱心に耳を傾けてくれました。事前に宿題を出し、質問事項も頂いており、どのような事を考えているのか事前にある程度分かっていての授業です。

その文章を読んでみると、みんなとても中学3年生とは思えない、切り口と表現でびっくりさせられました。
中3はもう子どもではないと思いました。ですから、授業もいつもの大学生に話すときと同じパワーポイントを使用し、言葉もやさしい表現は使わずに同じ様に話しました。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


事前の質問事項で一番多かったのは、「年収は?」でした。
私は小さな会社の社長で自分で自分の給料を決めている。自分の能力次第でいくらでも取れるが、会社が儲からなければ給料も出ない。私の場合は能力不足で儲かっていないので少ないといいました。(結構本音でしゃべったので情けなかった(-_-;))

事前に「なぜ勉強しなければいけないのか。社会は厳しいということ」この2点を話して欲しいと言われましたが、言われるまでもなく、結局はそのことに集約されます。

私が強調したのは、今は「勉強」しているが、 社会に出れば、誰も「勉強しなさい」とは言わない。自分から進んで「学び」続けていかなければならない、と言うことです。これはレジメの最後にでてくるチャップリンの言葉「The Next One」と繋がるのですが、今の自分よりも明日の自分に賭けるというか、実績にこだわるのではなくどんどん挑戦していく姿勢が大事であり、そのためにあらゆる事から学び、人々と学び合い、そして学び続けなければならないということです。

最後に、みんなに伝えたのは、もっと聞きたいことがあればメールを送ってくれても良いし、何人か集まって詳しく話を聞いたいと思ったら、ここに来る意志はあるということでした。 これは本心です。

今日もまた、66名のみんなから「元気」と「勇気」と「力」をいっぱい貰いました。

ありがとうございました。

 
 
 
 
 
  大阪教育大学(2004/01/23)
「映像プロデューサーとは
〜コミュニケーション論にかえて〜」2
大阪市立大学(2004/04/05)
「講義収録・編集について」
  大阪成蹊大学(2004/04/26)
「映像プロデューサーとは
〜コミュニケーション論にかえて〜」3
立命館大学 草津キャンパス(2004/05/28)
「映像プロデューサーとは
〜コミュニケーション論にかえて〜」4

  奈良県桜井市立桜井南小学校(2004/7/8)
「特別授業」
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「映像プロデューサーとは
〜コミュニケーション論にかえて〜」6

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〜コミュニケーション論にかえて〜」7
同志社香里高校(2006/02/09)
「映像プロデューサーとは
〜コミュニケーション論にかえて〜」8
 
  大阪市立市岡高等学校(2007/02/21)
「映像プロデューサーとは
〜コミュニケーション論にかえて〜」16
大阪市立扇町総合高等学校(2007/07/04)
「映像プロデューサーとは
〜コミュニケーション論にかえて〜」17