エンディング:
チャップリンの話で盛り上げて、私の最高傑作は「THE NEXT ONE」です、で終わり。

「映像プロデューサーとは 〜コミュニケーション論にかえて〜」

講師 平井良信 (有限会社 カヤ)

2004/04/26 13:00〜14:30 於:大阪成蹊大学 現代経営情報学部 2年生 南館288教室

     

宗像学部長と

きれいな中庭、まさしくキャンパス!

まるでホテルのロビーのよう

はじまりは4名だった。





学生の質問が終わり、最後に企業経験の豊富な
Y
教授の飛び入り講義も。
フォーローしていただき講義も締まりました。

20名の予定が、集まりが悪く4名の参加。
担当教官2名と昼食時にお会いしたY
教授の3名の先生を前にして始めました。

使用したPPTと教材は大阪教育大学の時と同じですが、3度目ですので、落ち着いて目に力を入れゆっくり話しました。 学生達の表情も確かめながら。みんな真剣に聞いていてくれたと思います。

学生は話の途中でポツポツ来だして10名ぐらいになりました。遅れて来た一名が私語が多いので、注意したところ文句を言ったので、私の権限で教室から退場を命じました。

私の話は単に映像制作に関する話ですが、プロデューサーの役割・ 資質のところでは、これは君たちがこれから生きていく為の人と人の関係=コミュニケーションの話しをしているとハッキリ宣言しました。 (しっかり聞いておけよ!)
また、「判断力、交渉力」などは能力の問題ではなく、自分自身の考えがちゃんとあるのか、どうしたいのかなど「想い」がどれだけ強く深くあるかが大事だとも言いました。

圧巻は、質疑応答。全員に質問して貰いました。映像制作というわからない話にも関わらずみんな質問してくれたので、ひとつ一つの質問にきっちり答えました。いままでの話しと違った表現で話しました。みんなの目の色が変わったのが分かりました。ひとりで熱く語ってしまいました。

一人の学生が「なんか俺達の気持ちを分かっていて話ししてくれていると感じる」と言ってくれました。 落ちは側に座っていた学生が「そんな持ち上げてどうすんねん!就職でもしたいんかい」でした。大爆笑。その前に私がその学生を「君はなかなか出来そうですね」と持ち上げたのに対しての発言でした。(^^)ゞ(^_-)

もうチャイムも鳴って終わる寸前に、今日遅れてきたことはしかたがないが、その人達は「損をしている」今日私がどんな話をするかは分からないが、人との出会いの機会を自ら無くしたも同然である。だから、これからはそういったチャンスを大事にするように!!
(質問していた学生がオレハオクレテキタカラといった発言が多かったのも受けて、勿論早くきて聞きたかったという気持ちを汲んで!)

若者達よ、また会おう。 I'm your side for ever. yhirai

  学生たちの感想です。

(1)A君 (3)C君 (4)D君

 今日の講習会について、何か色々話してもらったけど、正直、何を言ってるのかさっぱりわかりませんでした。とりあえず平井さんはすごいんやなぁ。と、しかわかりませんでした。けど、講習会って退屈なイメージがあったけど、今回の平井さんの講習会はけっこ うおもしろかったです。
  後、憲ちゃんが最後にきれいなまとめ方を してたのがびっくりしました。
  まあ、結果的に、講習を受けて良かっ たです。

(注:憲ちゃんはY教授の愛称です)

 初めに、今日は平井さんの大事な講義に遅刻してしまい本当にすみませんでしたm(_ _)m 以後、気を付けます。
  平井さんの講義を聞いて僕が一番思ったのは、ひとつの会社の代表取締役になる人はやっぱりあれだけ人を魅了する力を持っていないとなれないんだなぁと思いました。なぜかと言うと僕もその魅了された一人だからです。僕は今焼き肉屋さんでバイトをしていて、平井さんの会社と一緒で有限会社ですが、そこのオーナーは女性にもかかわらず昔銀座でオーナーママをしていたので、今でもその焼き肉屋では一から会社を立ち上げた平井さんと同じ様に従業員全員オーナーに魅了されています。だから平井さんを信じて一生懸命仕事をする人の気持ちがすごくわかります。
  それと平井さんは依頼された仕事によって赤字になったり黒字になったりするというのを聞いて、やっぱり会社を経営するという事はとても難しいと思いまし た。
  それと最後に今日は本当に勉強になりましたし楽しかったです。また平井さんの講義を聞きたいです。ありがとうございました。
 今日の講義に遅れたことを本当に反省しています。それは途中からはいって話しを真剣に聞いていて短時間でも凄く興味をもてたし、平井さんも僕達にわかりやすく熱心に答弁してるのを感じて申し訳ないという気持ちもありますが、それよりももったいないことをしたと思いました。
  短時間しか受けてないんでいい感想を言えないんですけど、思ったことは当たり前のことを当たり前にするということです。僕は当たり前の事をするのが一番しんどいことと思っていたけど、平井さんたちはその上を意識してるようで、常にライバルを意識してステップアップしているんで、その意識の持ち方がやっぱり上をいく人だなぁとおもいました。
  僕からいうのもなんなんですけど、また来てもらいたいと思いました。ほんまに就職したいかも(笑)
(2)B君
 僕がこの授業をうけていくうえででもっとも印象的で関心したことは、平井氏が言っていた当たり前のことを当たり前のようにするということです。実際当たり前のことだけれども出来てない人がいっぱいいると思う。それがちゃんとできる人になりたい。そして当たり前にできるようになって次の一歩に進んで行きたいです。

(5)E君 (6)F君 (7)G君
 今日の講義は自分の中でおもしろかったです。映像にかんする仕事は前から頭のどこかで興味がありました!でもやっぱり話を聞いて興味があるだけでは無理で自分の力がなければ何の仕事にしろ自分が成長しない事がわかりました!その為にも今学べる事は できるだけ自分の中に取り込んで少しでも自分を成長させていきたいです!
  他にも映像の仕事でめやっぱり自分一人の力ではいい作品はでき ないんだなっと思いました。映像を作るにあたっても自分の考えている事を思ったように作ってくれるパートナーがいるんだと思った。
 平井さんは意外と気さくな方で、お話も面白く集中して聞けました。特に自分の意志がしっかりしていないと、それは相手にも分かるし、自分の考えを相手に上手く伝えられないというお話は、思い当る節が多々あり、「そうなんだよな〜」と自分で納得しながら聞けました。
  また、松下の仕事で作ったという映像のお話で、ミクロの世界をどう表現するか?というのを、顕微鏡で覗き込む絵や、瞳に写る絵で表現したというのを聞いて、普段は何気なく見てるけど、いろいろ考えられてるなとか、そういう風なことを考えながらみると、なんとなくミクロって世界が表現されてるなと思えました。それと、社員が賢く見えると褒められたといっていましたが、そういえば頭よさそうな人ばっか映ってたなぁと私も思いました。
  平井さんのお話を聞いていると、なんだか人をひきつける雰囲気がるなぁと感じました。そんな雰囲気が平井さんの仕事が上手くいっている一つの要因かなぁと思いました。
 今日の平井さんの話は私にとってこれからのことにとても参考になりました。
  それに話の仕方も授業をしているみたいに堅苦しい言い方ではなく打ち解けた感じの言い方で聞きやすかったです。
  話しの内容も最初の方にあった自分のよいところを10個など就職の時に自己アピールしたい時に役立ちそうなどで今度、自分もやってみたいです。
  それに話を聞いていて平井さんの考え方がとても前向きで今の自分ではとてもできないような話の進め方や興味の話し方などそこはさすがにプロデューサーであり、それだけでも勉強になりました。
  話の最後に出た「THE NEXT ONE」という意味はたしか「さらなる挑戦」だったと思いますけど、やはりこういう姿勢でやっていかなければ成功はしないものなのだと感じ、すぐにできるわけではないが私もこの言葉のように頑張りたいです。

H君 I君
  僕がこの講義を受けて最初の感じたのは、プロデューサーというのは、上からものを言うだけで、自分はなにもしないというイメージがあったのですが、平井さんの講義を受けて、プロデューサーも重要な職業だと思いました。そして、その会社の代表取締役も兼任しているというのは、すごく大変な事だと思います。会社のことや、社員やスタッフのこと、そしてなりより、自分自身のことも考えなきゃいけないのは、それを考えると、とても苦労も尽きないと思います。
  しかし、こんな不況の中、会社を大きくしようと頑張れるのは、やはり平井さんという「人間」が社員やスタッフを魅了して、成り立っているのだと思います。
  平井さんはとても気さくな方で、堅苦しい感じもなく、とても面白い講義でした。すこしハプニングもありましたけど(汗)。
  講義の中で、平井さんのプロフィールを見て、本当に色々な仕事をなされていたのは、ビックリです。正直な所を言いますと、旅行代理店に入社して、今の会社を設立したのとは関係があるのかなと思いました。もちろん関係はあるのでしょうけど、今の僕には検討もつきません。しかし、これから分かっていくと思います。
  プロデューサーという仕事は、本当にいろんな事をするとともに、こんなにも多くの資質が必要だとは思いもよりませんでした。しかし、その資質は、プロデューサーのみならず、どんな職業の人も必要だと思います。「プロの自覚」など、いろんな資質、能力が出ていましたが、僕が思うに、やはり、その仕事を「好き」でなければ、どんなに頑張っても長続きはしないのではと思います。
  そして、平井さんが最後に、チャップリンの話をされて、「THE NEXT ONE」という言葉で締めくくりました。次の作品が最高傑作と言ったチャップリンのように、次を求め、大げさに言うと、未来を求めて向上していくことは、とても重要で、生きていく上で避けては通れない課題と僕は思いました。

  まず初めに、講義に遅れてしまいました。申し訳ありませんでした。
  平井さんのお話はとても面白かったです。最初は「あー、めんどくさいなー」と思ってたんですけど、話を聴いてたらとても気さくな人だなーと思いました。何かこれが会社の上司や人の上に立つ人なのかなって思いました。話し方や話の内容が普段僕の接している人間にはないタイプでした。自分の話で周りの人間を夢中にさしてしまう、そんな感じがしました。言っていることがためになるっていうか、一言一言に納得させられました。
 
良いことを言いたいために書くんじゃなくて、僕も社会に出たら平井さんのような人間になりたいです。自分の話で周りの人間を引き込める様な。
  後、印象に残ったのが松下の仕事のミクロの映像もそうですけど、それ以上に制作費に驚きました。特に人件費です。「これは、高すぎるでしょう!」と思いました。それだけとても仕事が大変なんでしょうけど。
  最後に講義ですがとてもためになりました。どうもありがとうございました。


感想文へのお礼状

みなさんへ

感想をありがとう。

みなさんの文章を読んで感動しました。 授業をやってよかったと改めて思いました。

初めは集まりが悪くどうなることかと心配しましたが、みんなの質問のお陰で盛り上がることも出来、
私の良いところを引き出していただいたような感じです。
また、どの感想を読んでも私の言葉の真意を的確に理解し、自分なりに解釈されていることに感激しました。
私が話した言葉以上のことを理解していただいているようです。素晴らしいですね。
本来ならば、一人ひとりの感想にお答えすべきなのでしょうが、それはまた会えることを信じて次回に譲ることにしましょう。

もしも私の言葉がみなさんに届いたのなら、本心そう思って話したことと、やはり貴君たちが聞いてくれたからです。
コミュニケーションはお互いの気持ちがないと通じません。まず、自分が伝えたいと想うことからしか始まらないのです。
そして、相手がどのような態度で聞いてくれるかです。

あらゆる情報、出来事は自分の為にあると信じてください。それをどのように聞き読んで感じて、どのように考え行動するかが大事なのです。
その繰り返しのなかから本当の自分自身が生まれ出てきます。まず積極的に「みて、きいて、よんで、かんじて、かんがえて、行動する」。

何年かかってもいいから「自分ブランド」を確立してください。 

自分のこれからに自信を持って進んで行ってください。

みなさまのこれからのご活躍を信じております。

有限会社 カヤ   平井良信


大阪教育大学(2004/01/23)
「映像プロデューサーとは
〜コミュニケーション論にかえて〜」2
大阪市立大学(2004/04/05)
「講義収録・編集について」

立命館大学 草津キャンパス(2004/05/28)
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〜コミュニケーション論にかえて〜」4
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〜コミュニケーション論にかえて〜」17