「気持ち」を問わず、「場所、物、音、声、色」などを問うことで、ごんの心情、人物像が明らかにされていきます。「読解の授業はこうする」という一つの型を披露。また、発問を補う指示の内容、出された意見に対する先生の対応の仕方も学ぶことができる貴重な記録となりました。 |
2013年は、南吉生誕100年の記念すべき年。教科書版と南吉原作とを対比する授業の記録。従来の「ごんぎつね」の授業は、実は、赤い鳥掲載の際の添削による不整合の箇所をつついていたということが分かる、日本で初めての授業です。 |
新美南吉オリジナル版〔原作〕を、解説を入れながら岩下氏が全文を紹介。新美南吉が本当に描こうとした「ごんぎつね」〔権狐〕の全貌が明らかになります。そして、最後には、岩下氏の授業の最前線「究極の読解授業システム」が「読解のための20の視点」と共にも明らかにされます。 |