【三宅貴久子氏からのメッセージ】
「教師として、私はどう生きてきたのか」を語るというテーマでの対談。とても重いテーマでした。「そもそも、私ごときの教師人生を知ったところで、何の役に立つのだろうか?」という思いも持ちつつ対談の場に臨みました。
池田先生や糸井先生と対談している中で、お二人の先生方の素晴らしい問いかけや温かい言葉に触れ、「私の生き方を晒すことで、若手、中堅、教師人生の締めくくりを迎えようとしている人たちに、自分はどのように生きていくかを探究するきっかけを提供することに役立つのでは?」というプラス価値も見出せ、思いっきり自分を語りました。
教師という長い人生の授業の導入段階、展開段階、そして終末段階のそれぞれをどう生きるかについては、正直あまり考えず、がむしゃらに生きてきた私です。でも、教師人生を終わった後も、まだ学び続けたいと思えたのは、それまでに授業研究において関わった多くの方々との経験が「学びたい!」気持ちを持続させてくれたのだと思います。
みなさん、ぜひ、授業研究を通して、いろいろな立場の方々と関わる場を積極的に求めて、自分磨きをしていきませんか。
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