2012年7月29日 於:追手門学院大阪城スクエア

プロモーションビデオ

ダイジェスト版

【中川 綾氏からのメッセージ】

 職員室で起きていることは、教室でも起きえます。
そして、教室で起きていることは、職員室でも起きえます。

私たちは、毎日クラスづくりをしながら、学校をチームにすることができているでしょうか。

今回は、どこか諦めつつある「職員室のチームビルディング」について、私たち教師にとっての「本分」は何か、を思い出しながら、
「できること」を考えていきます。

小さなことで、すぐに始められること。から、
学校全体を巻き込んでやってみよう。ということまで、
今回は「作戦」としてご提案しました。

少しでもみなさまの「一歩」のお役に立てたらとても嬉しいです。

プロフィール:
1977年生まれ。東京都世田谷区出身。 元中高保健体育教諭。
現在は、遊びとビジネスの融合を体現する株式会社アソビジ代表取 締役・ファシリテーター。
NPO法人エデュケーショナル・フューチャーセンター副代表。
一般社団法人プロジェクト結コンソーシアム理事。
文科省・熟議協働員。熟議ファシリテーターとして熟議を複数企画 実施。
『自立と共生』をテーマに、遊びを通して"チーム"で本気で楽しみながら働きたい大人を、『具体的なアイデアと実践』で支援・促進する。 トーキングテーマトランプ「シャベリカ」、チームゲーム「オニミ チ」など、チームづくりに活かせる教材を考案。

第1部
自己紹介
10分


第2部
チーム・ビルディングの
基礎知識
31分

第3部
教職員がチームになるために
必要なこと
16分

第4部
具体的な作戦と
理想的な教職員の役割
61分

第4部
質疑応答
23分


  チームの発達段階(タックマンモデル)を元に、学校を例にしてチームがどのように変わっていくものなのか、を説明します。
また、ファシリテーションとは何か、ファシリテーターとはどのような存在なのか、も説明します。
普段のクラスづくりの事例を元に、教室で起きていることが職員室でも起こせているだろうか、と考えていきます。
そして、実際どんなことが必要なのかを明らかにしていきます。
分かっていてもできない。大切だと思ってもできない。それができない理由を考え、3つの具体的な作戦を元に、どうしたらできるか、を考えていきます。
みなさんへの提案です。
●DVD購入者には、講座で使用された資料PDFをダウンロードしていただきます。

●プロデューサーから
  私が2000年に教育に関心をもったきっかけが、この職員室のチーム・ビルディングなのです。当時はそのような言葉ではイメージしませんでしたが、例えば同学年の先生方が隣でどんな授業をしているのか気にならないのかと単純に思いました。そしてうまく行かなかった時には、職員室に戻って同僚に聞く、もちろん先輩に聞く。そのようなことが職員室で日常茶飯事に起こっているものと思っていました。その前提で、「総合的な学習の時間」という今までになかった形態のプロジェクトにみんなで切磋琢磨しながら取り組んでいくものとばかり思い込んでいました。
  しかし、いろんな先生方に出会ってお話を聞く限りそんなことはありませんでした。なぜなのでしょうか。同じ職場にいる人達が協力しないで何が出来るのでしょうか。

 
先生方は教室で子ども達に口をすっぱくしてこういいます。「みんな仲良くしましょうね。一人では何も出来ません。みんながいて初めて学べるのですよ。」と。そして職員室に帰ってもほとんど他の先生方との協力体制もないままの日常です。全く理解できません。そういったことを知らないと言ってしまえば終わりですが、実際子ども達にはそれを言い聞かせているのです。
  誰かがやると思っているのなら、その考えは捨てて、まずは隣の先生と、または仲の良い先生方との共同体制を作ればいいと思います。談話室ででも、少しずつ少しずつ。 勇気を持って最初の一歩を踏み出してください。

  いまや、ひとりでは何も解決しません。そういった時代であり環境なのです。みんなで協力して何事も進めていって欲しいと思います。

今回の中川さんのお話も理論だけではなく、「具体的な作戦」と題しての内容もたくさんあります。これを行ったからといってすぐに変わるかどうかわかりませんが、やりましょう。まずはみなさんからやってみましょう、と声を大にして言わせて頂きます。

 

1枚¥3,300(税込)
※送料400円別(3枚以上お申込みで無料です)

 

※DVDビデオは映像と音を高密度で記録したディスクです。DVD対応プレイヤーで再生してください。 PCおよびDVDビデオが再生可能な家庭用ゲーム機は、機種により正常な動作ができない場合があります。

※本DVDビデオを許可なく、複製または改訂することを禁止します。また、無断で転載・転送・上演・放送することは、著作権の権利の侵害となり、法律で処罰されますのでご注意ください。