同志社香里高校3年生

感 想

 
Aさん

・今後の映像をみるときに感じる物が変わってきそうだと思う。
・どう活かせるのか見えないが、プロとしての自覚を持てる人になりたい。
・自分が思っていたイメージと似ている事をやってたけど、そのイメー ジよりも大きな事をやっていた。相当な人数と時間がかかる物だと実感した。

Cさん

・映像やプリントを使って、楽しい会話を交えながら語っていただいた。 多岐に哲学が入っておもしろい。
・プロデューサーの仕事の内容がわかった。何かを表現するとき、どこに目をつけるか、が大切。 何をするときも自分の視点をもって、考えて行動していきたい。
最初コミュニケーションの意味が少しだけ自分の中で変わった。自分がしっかりしないとだめやな。それをしっかり表現できないとだめやな。 と思った。私はいままで思っていたコミュニケーションは表面上のことを指していたみたいです。 もう一つ、映像って考えられない程多くの人の手で作られているってこ とにおどろいた。そうやって2回目の映像を見ると手間と時間を考えて 頭がパンクしそうだった。 でも作りあげるとすごく達成感のある仕事だろうなあ。これからそうやって映像をみれそう。見てみたい。
・私、最近 岩井俊二さんの映像(映画)が好きです。

Eさん

・映像だけではなく音楽などと併せる事で効果が上がるなど、映像の 作成・利用の仕方がわかった。
・プレゼンテーションの能力に自信がなかったので、今日の経験を生か し、表現力を磨きたい。
・普段テレビなどのなにげない場面にも裏で動いているたくさんの人が いることを感じ、これまでとは違う様に見れると思った。

Gさん

・プロデューサーがいろいろな部署に分かれているのをまとめていかなくてはならないので、大変だなあと思った。映像を作る時の値段とか考えたことがなかったけど、多くの費用と人数がいることを知った。才能もたくさんいる業界だと思うけど、どんな風につくるのかによって人々の見方は全部変わってくるので、映像を作るのは楽しいそうだなあと思って興味がわいた。私もつくってみたいと思った。

I さん

・1回の成功は次の仕事に繋がり、2回の失敗は次がないという仕事の生々しいスゴさを理解した。
・映像を作るためには絵コンテやMAをリズムよく作っていく必要があり、限られた中でどれだけ凄さを伝えられるかという課題がおもしろかった。予定や流れを組んでも天気やTAKEをくり返していかなければならない時は大変だと思う。
Bさん

・他人は他人、俺は俺。自分を持つことの大切さを知った。今日を明日に繋げ、明日の自分を期待する。後、映像を作る苦労や過程がよくわかった。
・自分の生き方に生かしていきたい!!
・興味深かった。また実際に映像を作るときの裏側などを知れてよかったと思う。メディア学科に行くから、これを生かして行けたらと思う。
・ドラえもんはやめときます。
 
Dさん

・プロ意識を学んだ。
・心に響いた言葉がいくつかあった。例えば、チャールズ・チャップリ ンの「NEXT ONE」すばらしい。まさにそうだ。昨日より今日、 今日の自分より明日の自分をモットーに僕も更なる挑戦をしたい。
・前から映像には興味を持っていたのだが、今日の実習でさらに感心がわいた。 やっぱり何事でも、相手に伝えることが大事だと思った。 細かいこと全てを知らなくてもいい。ただ、何かを感じたい。 ガンジーの言葉がすごく心を打った。 「Live as if you were to die tomorrow. Learn as if you were to live forever. 」 映像は素晴らしい。 僕は必ず映画を作る 将来ボクが仕事をなくしたら世話をお願いします。
・僕は生涯、写真と脚本にかかわっていたいです。
 
Fさん

・映像と音は切っても切れない大切な関係であることと自分の伝えたいことを映像で表すこと。
・今後、映像の制作の時に活かしていきたい。
・最初この講義を受ける前は、ここまで大変で大切なものとは思っていませんでした。 今日学んだことをこれから活かして行きたいと思います。
 
Hさん

・実際その仕事をしている所や作品などを見てそれを作りあげるというその仕事に対する情熱や強い意志をかけることの大切さがわかった。 今後社会人として生きていく上でどの仕事に就いても一つの事を色んな人と関係を築きしっかりとやっていきたい。
・実際の映像を作るところやCGなどを見て想像より時間とお金をかけているなと思った。 作られた作品を見て映像や音楽そしてテンポがスムーズで内容が難しいにもかかわらずすごく楽しく見れた。
・一回自分でもこういう映像を作ってみたい。
 
 
F先生の感想

 受講者は大学推薦入試を終えて、結果待ちをしている3年生で、進学先はまちまちですが、いずれもメディアや映像に興味を持っている生徒たちでした。

  事前に平井さんから2つの課題が提示されていました。
1)「コミュニケーション」とは?  ※思いつくあなた自身の言葉で50字以内で説明してください。
2)自己紹介CM15秒の絵コンテを作成してください。

  機器の接続や設定に手間取っている間に開始時間となったため、先に自己紹介CMの「見積書」を渡していただきました。

  一般論として話を聞いているだけでは、15秒のCMに600万円〜2000万円もの費用がかかると聞いても、「ふ〜ん 」という程度の反応しか示さないと思います。しかし、自分が作成した企画書に対する「見積書」が提示されたことで、単に インパクトを与えるだけでなく、自分のこととして捉えること ができる(主体的に学ぶ気になる)という意味で素晴らしい手法だと思います。接続が完了した後、仕切りなおして授業が始まりました。

  まず、パワーポイントを用いて、「今日、私が伝えたいこと は・・・○○○。」
 次に、「コミュニケーションとは」という話に入りました。 生徒が考えた文章を読み上げながらコメントされたあと、平井 さんの考えを示されました。いわく「コミュニケーションとは 、○○○である。」
  次に、自己紹介や「映像制作の流れ」、「プロデューサーの 役割」等の話をしていただき、ご自身が手がけられたM社のプ ロモーションビデオを見せていただきました。

  最後に、「プロデューサーとしての資質」や「プロ意識」の話をされたあと、チャップリンの有名な言葉を引用されて話を 終えられました。

  生徒のリポートでは、「実習の結果得たもの」という欄に、 「自分を持つことの大切さを知った」、「プロ意識」など、本 当に平井さんが伝えたいと思っていたであろうと思われる言葉が並んでいました。

  私自身は平井さんの授業をお伺いするのは3回目ですが、どんどんヴァージョンアップされていて、新たに感銘を受けまし た。それに何といっても、平井さんの笑顔が人を惹きつけ力を持っているということを再確認しました。

  こちらの反省としては、普段あまり使用しない特別教室を使用したため、機器の接続等で時間をとり開始が遅れたことと、 授業中もゴタゴタしてしまい、せっかくの流れを止めてしまったことなどです。

  平井さんありがとうございました。
  これに懲りずに、次年度もお願いいたします。

   
 
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