F先生の感想
受講者は大学推薦入試を終えて、結果待ちをしている3年生で、進学先はまちまちですが、いずれもメディアや映像に興味を持っている生徒たちでした。
事前に平井さんから2つの課題が提示されていました。
1)「コミュニケーション」とは? ※思いつくあなた自身の言葉で50字以内で説明してください。
2)自己紹介CM15秒の絵コンテを作成してください。
機器の接続や設定に手間取っている間に開始時間となったため、先に自己紹介CMの「見積書」を渡していただきました。
一般論として話を聞いているだけでは、15秒のCMに600万円〜2000万円もの費用がかかると聞いても、「ふ〜ん
」という程度の反応しか示さないと思います。しかし、自分が作成した企画書に対する「見積書」が提示されたことで、単に インパクトを与えるだけでなく、自分のこととして捉えること
ができる(主体的に学ぶ気になる)という意味で素晴らしい手法だと思います。接続が完了した後、仕切りなおして授業が始まりました。
まず、パワーポイントを用いて、「今日、私が伝えたいこと
は・・・○○○。」
次に、「コミュニケーションとは」という話に入りました。 生徒が考えた文章を読み上げながらコメントされたあと、平井 さんの考えを示されました。いわく「コミュニケーションとは
、○○○である。」
次に、自己紹介や「映像制作の流れ」、「プロデューサーの 役割」等の話をしていただき、ご自身が手がけられたM社のプ ロモーションビデオを見せていただきました。
最後に、「プロデューサーとしての資質」や「プロ意識」の話をされたあと、チャップリンの有名な言葉を引用されて話を
終えられました。
生徒のリポートでは、「実習の結果得たもの」という欄に、
「自分を持つことの大切さを知った」、「プロ意識」など、本 当に平井さんが伝えたいと思っていたであろうと思われる言葉が並んでいました。
私自身は平井さんの授業をお伺いするのは3回目ですが、どんどんヴァージョンアップされていて、新たに感銘を受けまし
た。それに何といっても、平井さんの笑顔が人を惹きつけ力を持っているということを再確認しました。
こちらの反省としては、普段あまり使用しない特別教室を使用したため、機器の接続等で時間をとり開始が遅れたことと、
授業中もゴタゴタしてしまい、せっかくの流れを止めてしまったことなどです。
平井さんありがとうございました。
これに懲りずに、次年度もお願いいたします。
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