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(2001年4月29日 東京都江戸川区総合区民ホール)
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函館の教育大学で国語科教育の担当教官として5年間勤務させて頂いた。実践人としての来し方に理論的な検討を加える絶好の機会と時間に恵まれた。感謝いっぱいである。その成果の一端を披露するようにと、戸田正敏先生に下命され、それに応えたのが本講座である。全国の心ある先生方のお役に立てれば本当に有難い。 |
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「話せない子・話さない子の指導」 「文学教材の読解鑑賞指導」 「小学生に対する話し方技術」 「国語科学習技能の指導入門」 「授業で鍛える」「続・授業で鍛える」 「学級づくりで鍛える」 「子どもが動く授業の技術20+α」 「写真集・野口芳宏の授業『ごんぎつね』」 「作文で鍛える(上)(下)」、第1著作集「鍛える国語教室」全20巻別巻3、第2著作集「国語修業・人間修業」全15巻別巻1 他多数 |
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文学教材の詳細な読解に偏りがちであった指導の方法を改めよう、という教育課程審議会の答申があった。全くその通りでこの答申に大賛成だ。
その打開策の一つが「焦点精査」という私の実践である。全文精査から具体的にどう脱皮するかを先生方との授業を通して提案し、共に考え合う一巻。 |
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上田敏の畢生の名訳として知られる文語詩の白眉を6年生にどう味わわせたらよいか。古典への橋渡しを考えた入門的な扱いを具体的に提案する。これもまた「詳細な読解」に陥らぬよう焦点的に、かつ類詩との比較も加えた「比べ読み」の手法もとり入れ、新しい実践を提示する87分の提案である。 | ||||
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二つの文学教材の模擬授業は、いずれも「国語学力の形成」という最も基本的な課題に私なりの具体的、実践的な解を示したものである。それらが、いかなる基礎理論に根ざしたものかという問題を簡潔に解説する。本講演は、新世紀に踏み込んだ国語科の「読み方」のあるべき方向を大胆に提言したものである。 | ||||
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企画:国語人の会 |
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