Monthly Teacher 企画のすすめ

 

毎月全国から一人の先生をフューチャーし、その先生の考え方や実践を紹介します。
写真やTEXTデータでは伝えられないノンバーバルな情報を、臨場感溢れるインタビュー映像で伝えます。

「スーパーティーチャー」だけを想定しているわけではありません。
若手でも独自の手法で頑張っている、新しいスタイルを模索している、そういった先生にもスポットを当てたいのです。
いろんな考え方でジャンルを作って展開することも考えられます。

インタビュー映像はあくまでも導入です。 キーワードをピックアップして、テキストデータでもしっかり伝えます。
もちろんインタビューが増えていけば、アーカイブして、ジャンル分けなどしてより見やすくしていきます。

Webでの展開をお薦めします。

 
   

Kaya 平井 kaya@sogogakushu.gr.jp

Sample↓

 
 
Monthly Teacher:4月は前田陽孝先生(奈良県)です。
 
 
・素手で戦える力を付けられるのが算数の面白さだと思います。
数学の世界では、何でも方程式に表すことができれば、問題文の文脈・設定に関わらず解けてしまう。その「“一般化”へのプロセス」を学ぶのが数学。 一方算数は、与えられた具体例から規則をその場で発見したり、解き方や表現方法を“現場調達”する。最低限度の基本事項だけの軽装備でフットワーク軽く戦うようなもの。
・詰め込んで点とらせることにあまり主眼を置いていない。

試験の問題では、受験勉強で解いた同じ問題に出会うことはない。一期一会。その意味では、正解に至ったかどうかより、プロセスでの学びが大切。何を感じ、納得したか。学んだことから、別な場面への「応用力」こそが大切。

・表現力を身に付けさせることも。
さまざまなテーマと素材で出題される算数。「式に書いて計算し、答えを求める」という一般的に考えられるプロセスだけでは答えに至らない。表に書いたり、図に表してみたりすることがすでに解答していることになる。表現方法を磨くことイコール解き方幅を拡げることに。
・知識を与えることよりも、一歩先を目指す力。
算数を卒業し、数学の世界に身を置きしばらく経てば算数を忘れてしまう。表をかいて解かなくったって、方程式であっさり処理完了。でも、問題を前にしたときの対応力は残るはず。
・必要最低限の道具は揃えてあげないといけない。
四則計算が安定し、図形をとらえるイメージ力があること。基礎概念と、いくつかの公式を身につけておかなければ、キャンプで火起こしからはじめるようなもの。
・人間としての成長感としては、失敗してもいい!
・みんなで合格しよう。仲間との絆が深まる。

・解けるけど教えられない、分かっているけど説明できないというのは不完全だ!

     

 

授業も取材させていただきました。

(ダイジェスト版5分12秒)

 

「数列の発見」

 

「数表の規則性」

 


「コミュニケーションは本音のぶつかり合い」

3月 山本一郎先生(北海道)
「全ての子どもが新しい世界を手に入れる」

2月大谷美智子先生(鹿児島県)
「挑戦し続ける」

1月 原田敏郎先生(群馬県)
「子どもたちにいつも教えられる」

12月上田真澄先生(青森県)
「失敗は成功の母」

11月相葉一郎先生(和歌山県)
「生きることは学び続けること」

10月山本卓(鹿児島県)
「The Next」

9月富田佳子先生(愛媛県)
「学びを合わせること」

8月脇本翔太先生(大阪府)