高専実践事例集V
工藤圭章編
高等専門学校授業研究会
1998/12/20発行

   


  
こんな授業をやってます

   
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T 感動させます
  5. 解説最新情報

 

 ●新しい科学への誘い(267〜280P)

  心の科学最前線               池上皓治   沼津工業高等専門学校教授

     
   はじめに
 
   

 私が高校二年のとき、世界史の授業中、先生から次の様な質問をされた。「今、我々のエネルギー源は、石炭から石油にさらに原子力へと移りつつあるが、今後の新しいエネルギー源は何だと思いますか?」と。それに対し、私は、「光だと思います。」と答えた。先生はさらに、「ではその先は、どんなエネルギーが開発されるお思いますか?」とたたみかけられ、一同シーンとなった。先生は、「この答を聞きたければ、卒業式の日にたずねにきなさい。」といわれ、その日の授業は終わった。以来このことが頭から離れず、一年半後の卒業式の日、先生を訪ねたら、にっこりされながら「よく覚えていたな!それは「スピリット」だよ。今は以外に思うかもしれないが現在私の友人のソ連の科学者は、本格的にこの研究に取り組んでいる。」と答えてくださった。このことは、当時の私の考え方に一回り広い視野をあたえた。そして、その後、精神現象の科学的解明に深い関心を持つようになった。現在、その方面の情報は、アンテナを高くして、収集に勉めている。そして、かつての恩師のごとく、学生に広い視野への一助として新分野科学のさわりを、投げかけている。
 具体的には、担当している応用物理の授業の第一回目に、十数年前から毎年、次の様な新分野の科学の紹介を行っている。
 現在、自然科学(特に物理)分野で扱われ、解っている長さのスケール領域は、大きい方が、宇宙の観測限界の、約1026mから、小さい方は、陽子・中性子等の素粒子を構成しているクォークのサイズの約10-20mぐらいまでである(1)こと。それより大きいか、または小さいスケール領域のことは、現在公認の科学では解っていない。しかし、最近研究が進みつつある精神現象の世界は、この10-20mよりずっと小さい極微少世界の科学的解明により明らかになる可能性が高いこと。その分野の研究の信頼度の高い文献による最新情報を毎年更新しながら客観的に伝へ、今後の予測を述べると共に「将来これらの分野の研究を担うかもしれないみなさんは、まず現在までに確立された物理をしっかり学ぶ必要がある」と結び、第二回目からの通常の教科書に従った授業に入っている。以下に第一回目の内容を、話の流れと、引用文献を中心に紹介する。用いているOHP教材の図等は省略する。

 

   以心伝心(猿のイモ洗いから、瞑想、祈りへ)
   

 はじめに、不思議な現象をいくつか挙げてみせる。

@猿のイモ洗い まず猿が水でイモを洗って食べる行動について述べる。この行動は1952年頃、宮崎県の幸島で始まり、イモを洗って食べる猿の数が、ある臨界値を越えた1957、8年頃その島の猿の大半がイモ洗いを始めるようになり、さらにこの現象が、他地域(大分県高崎山他)の猿社会にも伝わった(2)ことを、ライアル・ワトソンが便宜的に『百匹目の猿』現象と名付けて発表した(3)

A瞑想の影響 次に、人間社会でも、脳波の同調が遠隔地にも影響する実験が報告されている(4)。これは、米国マサチュセッツ州のアムハーストで1979年に2500人が、同時に座禅に似た、超越瞑想(Transcendental Meditation以後TMと略す)を行ったところ、同時刻に、1800キロ離れたアイオワ州フェアフィールドのマハリシ国際大学で、何も知らされてない、目を閉じた被験者の脳波の同調(TMに近い脳波に変わる)が観測されたものである。

B都市の治安 また、米国で、1973年にFBIの犯罪統計を分析していたところ、TMを行っている人々が人口の1%以上いる都市では、犯罪発生率が、瞑想者の少ない他の都市に比べかなり減少しており、さらに犯罪だけでなく、病院の入院率、交通事故発生率も減少しているというデーターがある(5)。この瞑想は、特に社会を良くしようと思いながら行っている人は少なく、大半は自分の健康、ストレス除去、精神力増強、仕事の好転、等の目的で無心になって行っているだけであるが、その数が、人口の1%という臨界数を越えると、遠隔的にその社会を好転させる方向に影響したと考えられる。これは『マハリシ効果』と呼ばれている。これも猿のイモ洗い行動の伝播と同様に、ある現象が臨界数を越えて生じたとき、遠隔地に広範囲に影響を及ぼした例である。

ここで、既存の科学技術に立ち返りレーザー光の発振原理との類似を述べる。

レーザー光は、高いエネルギー状態の同種な多くの原子から、誘導放出という、互いに同調し、位相のそろった光を誘い出す方法で、光の波が増幅され、平行に向かい合った高反射率の鏡面共振器の間を往復し、往復における光の増幅度が、共振器の損失率と等しい臨界値を少しでも越えると、一気に強力な発振光が得られるものであるから、前記の@やBの事例は、このレーザー発振条件と、大変良く類似している現象である。

C世界への影響 さらにこの瞑想グループの人達は、この輪を世界規模に広げ1982年暮に当時の世界総人口(約47憶人)の1%、すなわち4700万人が瞑想すると世界が少しは平穏な平和な方向へ改善されるのではないかと考え、その人数と同等な効果を、その1%の人数の平方根であるわずか7千人の人々で、同じ日時に同調して瞑想する試みにより達成しようと計画した(6)。(これは『スーパーラジアンス効果』と呼ばれている。)

  この理由は、波の強さが、波の振幅の二乗に比例する(7)物理法則により、N個の波源が同調(同期)して波を、同一方向に出す時、その合成振幅は、波の重ね合わせの原理(7)によりN倍になり、従って合成波の強さは2N倍になる。よって、瞑想時に、ある種の波動(8)が放出されていると考えると、その多数の波動が同調され、ある臨界値を越すと前述の計画も目的達成の可能性が高いことが類推できる。

 この7千人によるユートピア計画は、数ヶ月前から、ニューヨークタイムズ誌他、主要新聞、雑誌上で紹介され、世界中から7800名の瞑想賛同者が集まり、実施された。その結果、瞑想実施の三週間の間は、その前後と比べ、米国内の交通事故は60%に減少し、伝染病発生率は30%減り、国際紛争に関する否定的ニュースが半減し、肯定的な記事が二倍近く増え、一時の平和が保たれた。と報告されている(9)

 これら@BCの現象を説明するのに有力な、最近欧米で注目されているシェルドレイクの形態形成場の仮説(10).(11)がある。
 イギリスの生物学者ルパート・シェルドレイクによると、自然界に存在する生物の特徴的な形と行動、また物理的、化学的あらゆるシステムの形態は、過去に存在した同じ様な形態の存在の影響を受けて過去と同じ様な形態を継承する。すなわち「形態形成場」あるいは「形の場」による「形の共鳴」により、一度起きたことは再び起きやすくなる、という仮説である。この仮説と、レーザー発振の様に、ある臨界数を越えるとその現象が遠隔地に強く影響する効果が相まって、猿のイモ洗いや、瞑想による都市の平安、ひいては世界の調和が生じたと考えられる。
 関英男氏は、これらの瞑想効果に関して、超越瞑想による想念波動(念波)が、一般大衆の潜在意識に働きかけ、行動の改善をもたらしたという『マハリシ効果』・『スーパーラジアンス効果』による解釈を紹介している(12)

D祈り 自己改造を目指す瞑想から一歩進み、他者に良い影響を及ぼすことをはっきり目的とした祈りに関しても、次に示す科学的事例がある。
 サンフランシスコ総合病院でR・C・バード博士によって心臓病の患者四〇〇人に対し、祈りの効果を確かめる実験が、行われた(13)。その患者さん達を二群に分け、両群共に同じ最高の治療を行い、一群だけには、これに加えて、米国全土に散在する祈りをささげるボランティアの人々に名前と病名を知らせ、「その患者さん達が、一日も早く全快しますように」と祈ってもらった。この実験は、患者側と医師、看護婦側共に、どの患者が祈りを受けているかを知らせないでおこなわれている。その結果、祈りをささげられたグループの方が、明らかに死亡率、呼吸補助器具装着率共に低く、回復率の高い結果が得られた。この内容は、一九八八年に医学論文として報告(14)され、我が国でも1993年2月22日に、日本TV系のワンダーゾーン「呪いと祈り」と題するテレビ番組*で放映された。(*この録画VTRのうちバード博士のインタビューと実験結果部分の約四分間を授業で見せた)
 以上より、他者の健康や幸せを真に祈る行為は、瞑想以上に強力な良い影響を及ぼすと考えられる。Cで述べた7千人のユートピア計画を、より一歩発展させ、本格的に世界平和を祈る人々が、ある臨界数を越えると、シェルドレイクの形の場の共鳴により世界平和に、より大きく貢献すると思われる。現在、国や民族、宗教・宗派や思想・信条を超越し、すべての人類を包含した『祈りによる世界平和運動』グループ(The Worldo Peace Prayer Sosiety*)がある。このグループは1990年に国連広報局のNGO(非政府機関)となり、同年12月に国連総会議場で、世界各地から二千余の人々が集まって世界各国の平和を祈るピースセレモニーを開いた。以来、世界各国各地に地道に平和を祈る運動を展開している。

*この組織は、日本で発祥し、現在ニューヨークに本部がある(15)
         
(800 Third Avenue,37th Floor,New York,NY 10022 USA) 。

 

   見えない世界を映像化
   

 話は少し変わり、一般には肉眼で見えない物を視覚化する研究を取り上げてみる

Eキルリアン写真(16).(17) 英国の科学論文誌ネイチャーの1986年3月号の表紙に初めて人の指のキルリアン写真が掲載された。これはその中の超自然現象の調査研究(18)と題する論文に関する写真である。キルリアン写真とは、磁場の単位に名前が使われている、ニコラ・テスラが、1891年に発表し、以来、旧ソ連の科学者キール・リーアン夫妻(16)が本格的に研究したコロナ放電写真で、生体や鉱物に高電圧(20〜100KV)・高周波(75K〜3MHz)パルス状の電界をかけて撮影するもので、一般には目に見えないエネルギー放射(オーラ(19))を写真撮影できる。特に植物の葉の切り取られた部分にも元の葉の形のオーラが撮影される(16)ことから、生体には、目にみえない、エネルギー放射(オーラ)が重なって存在していることが類推される。この種の研究は、日本では1996年に、日本サイ科学会という新科学分野研究の学会ができその学会誌「サイ科学」の中で多数発表があったが、既存の学会や論文集で取り上げられるようになったのは1990年代半ば頃からである。1995年1月に、日本医用画像工学誌(20)に生体放射の特集が組まれ、応用物理学会にも、0995年秋(21)以来はぼ毎回発表が行われるようになった。これらの発表は、植物の種子や根に関するものや、人の指、気巧師の手からの放射の研究(21)等もおこなわれている。

F人体のオーラ 人の指だけでなく人体全体のオーラ(仏像の光背は、オーラを表したもの)を可視化する研究に関しては、元NASAの研究員でもあったバーバラ・ブレナン著の『光の手』上巻(22)に、発見の歴史から、現在に至る主な研究を総集して紹介してある。更に、ブレナン女子自身がオーラを見ることができることから、可視化の訓練法と共に人体には七つのチャクラ(23)(生体エネルギー流出入り口)に対応した七層のオーラが取り巻いている様子をカラー絵図で書かれており、これは、人の感情や体調に対応し、時々刻々変化しているそうである。
 人体オーラが七層であることに関連して関英男氏の「テレパシー通信(8)」と題する解説論文と著書(24)に同様な次の仮説が報告されている。人の脳は、現在の科学では、三層(中心から外へ爬虫類脳、大脳辺縁系、大脳新皮質)の構造であることまで知られている。この他に目に見えない七層の構造があり、それぞれの層に対応する七種の、周波数帯の異なる念波が送、受信できる状態になっていて、外の層程高い周波数帯(外の三層は、ガンマ線よりはるかに高い周波数帯)である。中心の一、二層が潜在意識に対応し、三、四層目は仏教等で扱われる幽体、霊体として輪廻転生し、五〜七層は神界と交流できる部分といわれている。また、最外層の部分は、人類に共有され、ユングの提唱する集合的無意識25に対応するものとも考えられる。この七層の脳と念波が、ブレナン女史の七層のオーラ〔これも外層ほどハイスピリットで、高周波数に対応し、最外の二層は神(創造主)と継がるといわれている〕にほぼ対応するものと考えられる。両者共に、人間の想念レベルに応じたオーラの層(脳の層)が活動していると述べている。

Gオーラカメラ 前述のオーラを写すカメラが1970年代に、ドイツ(26)や米国(カリフォルニアのオーラ・リサーチセンター(27))等で研究され初め、1994年に米国のガイ・ゴギンズが、人体上半身のオーラを撮影できるカメラを開発した。1995年には、このカメラが日本でも東京(27)、大阪他に入り、一般の人も撮影可能となった。これは、左右両方の手形状電極をもつボックス各一個とカメラ部コンピューター部からなり、両手のツボに高周波の電場をかけ、反射共鳴を起こした高周波電場のスペクトル分析とオーラの色との相関関係を利用したもので、オーラ写真と同時に撮影時のその人の精神・性格・健康状況等を印字出力するものである。これらのオーラ写真を報告している文献(26)によると、Fの終わりで述べたオーラが、人の感情想念の変化に対応して変化することが示されている。

 

   おわりに
   

 現在の科学で解っている長さのスケール領域1026 〜10-20mの中で、二つの大変よく似た系がある。大きい方の一つが太陽系の様な恒星とその惑星の系で、太陽系の場合、諸彗星まで考えると、中心核の太陽の直径の約数万倍の大きさの範囲で惑星・彗星等が回転している。小さい方の系は、原子で、これも核の直径に対し、最外殻電子の運動範囲は、約10万倍で、その範囲内を複数の電子が動き回っている、ほぼ類似した形状になっている。
 これらの系と、それから放出される波動の関係を考えると、恒星系からは超新星の爆発等のような質量分布の急激の変動が生じると、万有引力場の変動である重力波が放出され、一方の原子からは、核のまわりを回る電子軌道のエネルギー変化が生じた時、電気力の変動である電磁波が放出される。恒星系の比べ、原子は約10-24倍小さいところにあり、ここまでは現代の科学で解っている。
 以後の話は、類推による仮定になるが、この原子よりさらに10-20〜10-30倍小さい所に、未知の精神現象を司っている、原子と類似した極微粒子系(仮に精神微粒子系と呼ぶ)があるとすると、その系のエネルギー変動からも必ず何らかの極超高周波数の波動(仮に精神的波動と呼ぶ)が放出されるはずで、これが関氏の仮説の念波であり、瞑想・祈り・テレパシーの波動、形の場の共鳴の波動ではないかと考えられる。また、オーラや、脳の七念層、輪廻転生する魂等は、精神微粒子の集合体であろう。しかし現在の科学技術では、それらがあまりに小さすぎ、または高周波でありすぎて、測定できていない。
 ここで万有引力や、重力波、電磁気力や電磁波の物理法則と同じように、これら精神微粒子系に働く力と精神的波動に関しても、必ず科学的な法則があるはずである。しかし、これらは、精神(心)と密接に関連している現象の法則であるから、今まで自然科学と直接関係ないと思われた、哲学・思想宗教とも密接に関連するものと考えられる。
 以前から、ダライラマ法王(28)や、*フリーマン・ダイソン(29)「背反すると思い込まれてきた科学と宗教は、実は同じもの(真理)を探求する二つの違った道筋である。」と述べ、ゆくゆくこの両者は統合されることを示唆している。関氏とブレナン女史共に、人の不可視脳の最外層、オーラの最外層は神性を顕現する所と言っている。将来、この層を全人類が活性化させ、あらゆる人々が平和で共存できる社会を築くために、新しい心の科学が貢献する時代が、近い将来訪れるのにちがいない。

 *24才で相対論と量子力学を統合する数式を発見し、若くしてプリンストン高等学術研究所の物理学教授となったた宇宙物理学者

参考文献

 1 『ニュートン』(株)ニュートンプレス(1995年1月号)74〜76頁
 2 マハリシ総合研究所『超瞑想法TMの奇跡』PHP研究所(1985)190頁
 3 ライアル・ワトソン『生命の潮流』工作舎(1981)290頁
 4 文献2の198頁
 5 文献2の192頁
 6 文献2の199頁
 7 例えば高校物理の教科書大槻他著『物理1B』新訂版、(1998)156頁
 8 関英男、電子情報通信学会誌、78巻(1995)1号、「テレパシー通信」、10〜15頁
 9 文献2の本の201〜203頁
 10 シェルドレイク『生命のニューサイエンス』工作舎(1986)17頁
 11 喰代栄一『なぜそれはおこるのか』、サンマーク出版(1996)1頁、25頁
 12 関 英男、『サイ科学』16巻1号(1993)35頁
 13 日本ホリスティク医学協会編『生命のダイナミックス』柏樹社(1990)61〜73頁
 14 文献13の61頁
 15 The World Peace Prayer Societyのパンフレット〃MAY PEACE PREVAIL ON EARTH〃
 16 オストランダー・スクロウダー『ソ連圏の四次元科学(下)』たま出版(1973)グラビア頁
 17 『サイ科学』4巻2号(1979)36頁
 18 D・F・Marks 〃Invesutigating the Pararormal〃NATURE,Vol320,No.6058,13Mar.1986,
pp.119〜124
 19 『サイ科学』2巻1号(1977)34頁
 20 特集2.生体放射 MEDICAL IMAGING TECHNOLOGY,Vol.13,No.1(1995)pp.23〜73
 21 上野他、第五六回応用物理学会学術講演会講演予稿集,No.1(1995.8)p332.
 22 バーバラ・アン・ブレナン『光の手』上 河出書房新社(1995)68〜123頁
 23 『サイ科学』3巻3号(1979)45頁、『サイ科学』1巻1号(1976)11〜12頁
 24 関 英男、『高次元科学2』中央アート出版社(1996)63頁 14
 25 瀬尾泰範、『アクエリアスの時代』潮文社(1985)32頁
 26 J.F.Marks,"AURA IMAGING PHOTOGRAPHY" (1994)pp.80〜106
 27 M&K International Group オーラジャパン事業本部(東京都渋谷区神宮前5ー15ー1トップ原宿第2#204)の、オーラ・ビジョンカメラ3000のパンフレット
 28 ダライ・ラマ、『ダライ・ラマが説く思いやりの力』ダライ・ラマ法王日本代表部事務所(1998)54〜61頁 または『ダライ・ラマの仏教入門』光文社(1995)92〜95頁
 29 フリーマン・ダイソン、『多様化社会』みすず書房(1990)3〜17頁

 

   
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